- 2019-11-15 (金) 14:44
世の中、随分と便利になりました。
「監視カメラ」が今や世界中、どこ行ってもあるようになりました。
但し、ここでちょっと思ったのが、「監視カメラ数と安全性」の関係です。
実際どうなんだ!っと思い、早速ググってみました。
以下は、Googleのウェブサイトで「監視カメラランキング」としてあった図です。
↓↓↓↓↓
トップ8を中国の都市が独占しています。
監視国家と呼ばれる中国、
例えば、1位の重慶、人口1535万人に対し、監視カメラ数が257万台。
1000人あたり、168台となります。
未だに中国では監視カメラの増設が進んでおり、2020年までには、2億~6億の監視カメラを
設置予定らしい。。。(ここまでいけばギネス級です。)
しかし、冒頭で書いたように、「監視カメラと安全性」は比例していないようですね。。。
上記の図の一番右(safety index)と記載あるのがその「指数」です。
普通に考えれば比例していなければならないのですが、そうでもないみたいですね。。。
イギリスの情報誌によれば、「安全指数」だけみると、1位は我が国「東京」のようです。
立派立派!!
東京では、1000人あたりに0.65台という結果で、我が国がいかに「安全な国」「安全な人」であるかがわかります。
なぜ中国はここまで熱心に監視カメラを導入するのか。
犯罪抑止という側面もあるが、多くの海外メディアや専門家が指摘しているのは、社会監視システムである「天網(スカイネット)」の強化です。
監視カメラの映像とAIによる画像解析によって、中国国内にいるすべての人々の身元を特定するシステムのようですね。
2012年に北京で始まった取り組みだが、中国政府は2020年までに中国全土での導入を目指しており、この仕組みは中東、アジア、アフリカ、南米などに輸出されているといわれています。
中国メディアは天網の存在意義について、犯罪者や行方不明者を見つけることに寄与するシステムであると主張しています。
一方、欧米メディアや米国議会は、このシステムが中国国内の活動家の不当逮捕、ウイグルやチベットなどでの
少数民族の弾圧に利用されているとし、厳しい非難を浴びせている状況のようです。
近年、AIによる画像解析システムは、世界に発展をもたらしている一方で、この中国での一例は、
これからの問題定義となるかもしれません。
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