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江戸時代のリサイクル事情 ①

現代の日本では廃れてしまったリサイクル業をご紹介します。

傘の古骨買い、傘貼り つぶれた傘は破棄することなく使える骨組みは再利用して修理に充てました。また油紙も破れの補修に再利用。油紙の他の利用法はきれいに洗って味噌屋さんが買い取ってくれました。それに味噌を包んで販売、お客さんも次の購入時にその紙を持って来店していました。  余談ですが蛇の目傘は個人の持っている傘でその模様から蛇の目、番傘とは商店などで急な雨の時にお客さんに貸し出す傘の事。屋号と番号が書かれていたため番傘といったそうです。 ふすまの下地紙も色々な古紙を貼って再利用するのが当たり前でした。

●焼継屋 割れたり欠けた茶碗などを麩糊と石灰を混ぜた接着剤で七輪などで焼き直して元通りに直す業者さんです。 天秤棒を担いで町内を『焼継ぃ~』と言いながら回っていました。

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